皆さんこんばんはぁ〜♪本日のお写真は今大人気急上昇中の螺鈿光『月虹(げっこう)』です。月虹の最大の特徴でもある、背中の虹色素胞の絶妙なちりばめ。め組。の繁殖場には素晴らしく有望な種親達が勢揃いしていますよ。現在もその子孫を好評発売中です!それにしてもこの月虹!今後もまだまだ洗練されて行くことを実感中です。今からが本当に楽しみな新品種でございます。
早いもので螺鈿光『月虹げっこう)』をリリースしてはや数ヶ月、その人気は確実に上がっていることを日々実感しております。改良メダカ販売において新品種のリリースは一番緊張する一瞬であるかもしれません。メダカ屋としてありたい姿勢はやはり、如何に健康で美しいメダカを世に生み出し、その夢を現実としてどれだけ多くのお客様に届け喜んで頂くかに尽きると思います。
そのためには生半可な『品質』や『営業体制』ではメダカに厳しく、目の肥えたお客様は当然納得して頂けません。また初心者の方にもいずれその姿勢は見抜かれてしまうでしょう。なので、先程にも申しましたように緊張するのです。これだけ多くの個体を目にして来てもやはり緊張するのですσ(^_^;)
自分が自信を持ってリリースするからにはその良さを理解頂きたいという思いが強くあります。また初めて購入頂いた方々がどう印象を持って頂いているか?いろいろ気になるものです。それが、ひとたびメダカが届いて実際にそれを目にして頂き、お喜びの声を頂いたり、再度、追加注文を頂くようなことが頻繁に出てくれば、これほどまでに嬉しいことはございません。ここがメダカ屋をやっていて最大の嬉しさではないだろうか?と思うのです。それが今、この螺鈿光『月虹げっこう)』に関して、揺るぎない成果として結果が出ていることにめ組。は本当に喜んでいます。
世に新品種として打ち出すことは俗に言うそれが如何に 珍 腐なものであれどそのリリースや個人で提唱する程度は非常に容易いことですし、それもメダカ飼育する上で自由な発想ですよね。ただそれらがひとたび、メダカショップが扱うものとなると違った目線になることも当然です。お金を払って購入頂くのですから、独り言では済まされない責任が伴います。ただ、それらのプレゼンテーションをただのマスターベーションで終えるのではなくどんどん世に提唱し続けることが出来るというところにも一つのやりがいがあります。新品種としてリリースしたメダカがどんどん認められるのも、反面どんどん廃れて行くのも、その図式はまったくシンプル!答えはその品種の品質次第なのですから。これほどの信頼出来る査定基準はないのです。
それにメダカ(通販)の永遠の課題は通販である以上、如何にリアルにその魅力を伝えられるか?によります。当然そのリスクはストレートに結果として出てきます。なので、め組。では創業以来、販売する個体の写真をきちんと事前にどれだけお伝え出来るかに尽力しています。あえてそう厳しく設定しているのです!どんなに写真に良く見せても後から実際にそれをお届けする訳ですから、これほどに明快なやりとりはございません。間違ったものや違ったものをお届けするとお叱りを受けると同時にそれ以降のご注文はもちろん望ません。当然のことです。め組。ではその潔い仕組みが逆に気持よくすら感じます。
かなりストイックな見方かもしれませんが、、、これは余談ですがめ組。は数年前まではプロの競輪選手でした。この世界もかなりストイックです!レースに出場するとそこはまさに戦場。常に死と向かい合わせの厳しい世界でした。最後まで自分に厳しくあったものが勝ちます。一方、力を緩めたものは確実に負けます。その原因は明白。自分の甘さ以外になにもありません。なので、全身全霊全力でレースを駆け抜けた後は、まともに歩けません。全てを出し切るのです!通常の人間の生活ではありえもしない、全出力ゲージを味わっていました。
反面、ネガティブ思考、何か自分のおかれている環境のせいにしたり、言い訳などだらだら言い続け休んでいる者の居場所はまったくないのです。そもそもそんな者は競輪の世界にはいませんでしたが、、、当然居たとしても直ぐに消えてしまうことでしょう。め組。はそのような世界で長年駆け抜けてきました。だ。か。ら?どうだ?という訳ではありませんが(;^_^A メダカの世界で死と向き合わせとまでは言いません。ただ、それに近く自分を追い込んだ理念で物事を進めていきたいと思っています。そこにめ組。のアイデンティティがあります。(すすいません、、余計な話で大反れしちゃいました)
気を取り直して、、、
新品種を認められるかどうかは、リリース以降の様々な視点で初めて評価に委ねられます。
品質が伴わず、あまり魅力を持たない品種であった場合は、どうあがいても確実に『消えてゆくのです』また『消えてゆくべき』なのです。
反面、どう見ても魅力があり続けるものに関しては、どんなに障害があろうと確実に名が残ってくるのです。そういうものですよね。そこで初めて、新品種としてまた確実な地位を持てるという見方もありますよね。め組。その厳しさを己の身を持って体感しています。
め組。のメダカ屋としてのあり方は、よくお客様によって養われていると日記でも綴ることがあります。それはまさにそのような背景があるからなのです。どんなに良くセールスしても、最終的な答えはお客様の正確なジャッジがそれを左右します。これほどやりがいがあり気持よい仕事はないと思っております。そう思うとまた今まで以上にやる気がどんどん湧いてくるのです。
め組。はこれからもメダカ一本勝負!脇目も振らず!がんばりますよぉ〜!!!
(本日は時間があったので少し長々と、、気だるい文章になってしまいました、次回はさっぱりいきますね)