本来、赤富士(あかふじ)とは、主に初夏から初秋にかけて、特異な気象条件の中で、朝日が富士山に差し掛かり、青い富士山が美しく朱色に染まる非常に貴重な瞬間と言います。め組では、その赤富士の気高き印象をこのメダカの美しさに見いだしました。富士山は日本で最も高くて大きい山であり、最高峰にふさわしい称号です。また美しく赤く染まる希少な様を赤富士と賞することは、まさしくめ組がこのメダカに観る価値観とすばらしくシンクロするのです。

 

本種は三色メダカ×アルビノクィーン(イエロー)との交配により出来上がったメダカで只今、F5です。

外観の特性上、楊貴妃透明鱗に似ておりますが、本種に限ってはアルビノクィーンの遺伝子も受け継いでいるため、累代繁殖の上でブドウ目タイプが出てくる確率を持っております。また、尾びれにはとても美しく鮮明な飛白(かすり)が入る個体も多く、中でもひときわ赤が濃い個体は至高の美!まさに、赤富士としてふさわしく、観賞メダカとしてすばらしい魅力を持っています。まさに日本一高い富士山!そして赤富士に負けない仕上がりです。