【アルビノクィーン・ネオ】

数多くのめ組オリジナル種の中でまずはこの種の存在を忘れてはいけません!そう『アルビノクィーン』でございます。
め組大繁殖場では今春、このアルビノクィーンに待望の新タイプが登場いたしました。


その名も『アルビノクィーン・ネオ』     
(ネオ)NEOとはギリシャ語で『新しい』を意味します。

さて、その新しい(ネオ)はどの部分なのでしょうか?本ページ掲載の写真と共にその違いと魅力をご説明いたします。

まず一言でその違いを発するならば、ネオタイプは従来のアルビノクィーンである部分に【透明鱗】の特長スタイルがプラスアップされたということです。

【透明鱗】の持つ特徴はやはり、赤いホッペ(エラ蓋)に映るその部分です。この赤いホッペと従来のアルビノクィーンの持つ特徴の一つである、赤いブドウ目との相性は鑑賞基準としてはバツグンなのです。

また、オレンジを基本軸としたカラーバリエーションはここに来て更なる進化を遂げ、とても興味深い配色と方向性へと展開しつつあり、尾ヒレにも飛白(かすり)も入るようになり、非常に魅力満載の種になりました。ちなみにカラーバリエーションは現在(オレンジ)(イエロー)(ホワイト)となっております。

そして、もう一つ面白い傾向としては、従来のアルビノクィーンはヒカリ体型のみが基本でしたが、ネオタイプは普通体型も出現しております。累代繁殖においてこのヒカリスタイルを意図的に除くことはかなり困難でありましたが、この度それも実現となり、通常の改良メダカのステップの逆を踏んでいる部分も面白いです。

ここに掲載しました写真は、ほんの一部です。め組の大繁殖場ではこの春、このような個体が非常に高い水準で安定した繁殖を続けております。

注)写真はフラッシュ有りと無しのバージョンで発色などには多少の誤差がございますので、ご了承ください。

 

 

それでは、この『アルビノクィーン・ネオ』をどうぞ、今度とも宜しくお願いいたします。