この度、め組。が独自に発行しておりますブランドメダカの証明書をリニューアルいたしました。これまでに発行いたしました証明書も有効ですが、今後は、掲載にあるような新スタイルで発行・配布させていただきます。(2021.12)
 
 
 証明書は当初のものよりサイズも名刺サイズでコンパクトになり、ホームページからの通信販売、店頭販売、イベント会場などの特別販売やどんな販売シーンでも全て証明書を発行させていただきます。
 
 
 本書はブランドメダカの高い品質と生産販売において、希少価値の保護、血統品質、プロショップの責任と信頼性の差別化を証明します。入手された品種の取り扱いにおいても、本書の開示により、オークション、直販個体、ブランド価値の証明にも活用頂くことも可能です。
 
 
 近年、メダカ販売も個人・法人問わず、国内で広く展開されるようになっておりますが、一方でメダカの品質、血統管理に関しては、困窮となる傾向もあります。その販売方法の一部にオークション形式や個人ライヴ販売など様々な手法で、広く取引される中でも、ブランドメダカの呼称がラインナップされるようになっています。これもメダカ市場が手軽で身近になって来たことの魅力と言えます。
 
 しかしながら一方で、個人の方でもプロショップとの提携取引ショップであるや、直営店などの様々な表現で、偽造品種や譲渡個体の混血繁殖の量産個体までも、それぞれのブランド品種名に置き換え販売されているようです。その実態は、初心者の方には分かりにくく、またメダカの品種や血統管理はその一代容姿のみでは特定しにくいのが現状です。
 
 
 そんな中、それをお求めになった消費者の方々からの戸惑いや質問などの宛先は、実際の購入先ではなく、品種名から検索となり、最終的にはブランドメダカの作出者(当方)に対してお困りを寄せられることも多いのが現状です。
これは、生産証明のできない、あるいは販売記録を残さない商品流通の皺寄せではあります。まず、こうして当方のブランド品種を好んで求めて頂くことは、広く多方面で評価されている意味で、一部喜ばしくご相談いただく方には感謝いたしますが、一方で、このような流通に関しては、今後のメダカの品質管理における危機感や市場の更なる困惑も懸念いたします。
 
 
 こうした背景もあり、今回の取り組みに関しても、め組。では独自に規制を強化したいと思っております。め組。ブランドを長年ご愛顧頂いております皆様や初めて興味をお持ちいただけるユーザーの方におかれましても、今後ともどうぞご理解、ご協力の程をよろしくお願いいたします。
 
 

<オリジナルブランド名のお取り扱い、ご理解についての留意点>(2010.01)

 

当方で取り扱っているメダカの品種名については、あくまでも観賞用における呼称に留まる範囲です。メダカの本来の学名や学術的『新種』の出現たる発言、あるいは公的発表、生態学における学名への命名を称えるものではございませんので、予めご理解の上でご愛称下さいませ。メダカブームのはしりであった十数年前には、これを「新種」という表現が安易にされており、当方では、将来的にそれらの扱いと混同される対策として「新種」ではなく「新品種」という表現に当方のホームページのみで正す活動から始めました。メダカにおける「新品種」という表現はめ組。の造語(商標)です。

また、新品種のリリースを盛んに行うにつれ、現在のペット鑑賞用のメダカ市場における様々な命名・呼称における品種などにおいて、少なくともめ組。で作出し、オリジナルブランド、新品種として命名してきました品種におきましては、識別を明白にすることを重視しました。

 これから多くのめ組。の品種を皆様にご提供させて頂く上で、異種交配の血統管理など、非常に重要な名分け・把握・系統分類に役立てて頂きたくために、め組。では自社で作出した品種血統には責任をもって命名をしております。このようなことは近親交配による弱化・奇形個体の増加を抑制出来き、よりメダカ飼育を『楽しむ』上でも、重要なことであろうと思っております。

 

これら呼称においては、め組。では前置詞として「ハウスネーム」を添えることで、生産元の呼称権利、保護、識別配慮をしております。メダカにおける「ハウスネーム」の扱いは現在では広く定着していますが、「ハウスネーム」の提唱はめ組。が発信した造語であり、商標です。