すばらしきメダカロマン『魔王(まおう)編』  

 

魔王メダカは2012年の5月にめ組。がオリジナル品種として世に送り出したメダカ品種です。その最大の特徴はメダカにおいて濃厚で艶やかな黒色のボディーを纏い、さらにその背全域に及ぶ広範囲にラメラ光彩を美しくちりばめるとても美しい品種です。メダカにおける光彩の美しさを最大限に見いだす条件に最適なそのブラックボディーはまさに魔王という名にふさわしい剛健さと美徳を制した存在感を醸し出しています。魔王は従来の改良メダカの表現ではあり得なかった、虹色素胞の『非理想型重層薄膜干渉現象』の表現領域と可能性をその身を持って実現、証明し、目の肥えたマニアを震撼させました。まさに虹色素胞の『構造色』のバリエーション、そのすべてをこのボディーに点在させていると見て取れる品種なのです。最上品種にもなるとその魅力は顕著であり、リリースから数年経った今も尚、その人気は衰える事なく、毎年最高値の取引を毎回更新しています。この魅力ある品種の最高を得ようと日本全国のマニアが熱を上げるのもこうした理由にあります。まだまだその向こうに魔王最大の表現力が潜在している。その至高の領域を目指してメダカロマンは続きます。

メダカに限らず、その美を追求する中で黒(ブラック)色を極めるは一つ最大の魅力でありあこがれ、目標とされます。魔王はここにその黒を極めた品種として頂点に君臨するべく存在となり得ると言えるのです。

め組。では2012年に『メダカ品種において、全身ブラックボディーに虹色光彩が美しくちりばめる個体群を【魔王(まおう)】と称しました。 魔王と『これらの特徴』はめ組。のオリジナルブランドの商標としております。