日本メダカ検定

みなさんこんにちは!春の日差しも非常に心地よい毎日となっていますね。桜もそろそろ本格的に開花しはじめ、体も心もうきうき気分♪ 今期のメダカ繁殖ラッシュを華々しくスタートするにはやはりメダカの立ち上がりの栄養面にも配慮したいところです。特に越冬個体では冬場にはかなり代謝も落ちて体格もやや細ります。中にはぶりぶりに太っている屈強個体もいますが(苦笑)消化器官も時間をかけて全体的に落としているので、この時期に過度の栄養補給は個体への負担も大きいですね。活餌、乾燥飼料、微生物、植物、餌の成分や種類もさまざまにこだわるのも重要で、また多様な研究対象にもなり追求しがいがあるというものです。め組。のメグミックスシリーズもその集大成ではありますが、一方でもっと新しい思考をと日々チャレンジしているところです。暖かくなるとチャンスを感じますね。

さてさて、本日のお写真ですが、目目目!め組。の『め』笑。

メダカを漢字で書くと目高。メダカにとって目というのは非常に象徴的な生理器官ですよね。その目の表現は実にさまざまです。単純に色や見え方などを見ましても品種によって多種多様。生き物は目の器官を保護するためにさまざまな機能が備わっていますが、特に魚類では虹色光彩を持ったグアニン層を真皮下に持ち、紫外線やさまざまな有害光線を反射して大事な目を守っています。その反射光の見えがかりが、個体、品種によって実に多様に違って見えるのです。非常に面白いですよね。またアルビノ品種などでも、眼球(透明な球体)が『反射色』によって真紅や、濃厚赤など見え、俗に、ブドウ目などと称しているものとの組み合わせでもそのバリエーションを増やし、こんにちのメダカの表力を飛躍してきたことでしょう。

そこで今後、オフィシャルな『メダカ検定』を発信するのであれば、「さて、この写真のメダカの目!各品種名を準備あげてください!」のような設問もあっても面白いですね。これは、2級クラスの設問です(笑)

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