宝鱗無双の驚異


みなさんこんばんはぁ〜♪最近はめっぽうお昼の時間は暖かくなりました。め組。繁殖場ももう模様替えの支度をしております。繁殖のためには温度管理や日当りなどの日照時間と水質管理とどれをとってもなかなか適当には出来ないもので、必ず答えが返ってくるものです。繁殖場などではそのブースごとに繁殖の特製や採れる子の質も違ってくるのです。なので、同じメダカがまったく違った場所では育ち方も変わってくるのです。それが狭い範囲内の出来事でも違いが顕著に現れることだってあります。そこがまた面白いところで、いろいろな現象を見据えながらうまくローテーションしていきながらメダカ作りをするのもわずかなテクニックの一つですね。ただ単に、温度管理にエサをやり、水質管理していくだけではあまり多くの変化はありません。いろいろな飼育場所によって水質を見ながらメダカのコンディションを見ながらレイアウトや飼育環境をうまく最良の形態にしていく。め組。の繁殖場ではその辺のこだわりも持ちながらいろいろな配置替えをしています。水槽のレイアウト一つでもこだわってみると面白いですよ。

さてさて、本日はまたまた宝鱗無双(ほうりんむそう)メダカに関してです。
掲載をお写真をご覧頂ければその驚異の変化にお気づき頂けると思います。ここに並んでいるメダカはまったく同じメダカなのです。
なのに、この色合いの違いはなんなのでしょうか?今回奇跡的にほぼ同じ構図で、それぞれの『状態』の時の写真をセレクトすることができました。
下にあるのはノーマルの状況です。普段はこの状態が比較的多くあります。それが一度、刺激をうけると上の状態でメダカの背が赤化します。そのスピードは個体差はありますがほぼ1秒です。そして変化時間は数秒程度です。その繰り返しです。赤化とノーマル状態の切り替えのタイミングは規則的なものではありませんが、そういった情景がこのメダカを見ていると断続的におこります。みているとまさに神秘的なのです。最上級の個体群。その変化の瞬間を目にした方々は直に虜になっちゃうほどです。深いですよぉ〜奥が。まだまだ謎だらけです。

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