宇宙メダカ
みなさんこんばんはぁ〜♪そろそろお正月気分も落ち付いた頃で、みなさんいかがお過ごしでしょうか?め組。では2016年 BIGSALEも順調に好評頂いております。繁殖場、ラボのメダカの方も、今年は暖冬ということもあって目下 爆進中です。今年は昨年に続いて良いメダカが出来そうですよ!!
ということで、本日の日記のお写真は、タイトルにもありますように!『宇宙メダカ』??
宇宙というと、昔 釣りキチ三平っていう漫画にも、『宇宙鮒(フナ)』っていう話しがありましたよね。確か、体が透けていて特定の池でその不思議なフナが釣れるっていうお話です。その不思議なフナの正体は、俗に言う透明鱗のフナで体が透明に透けているというものです。実はこの宇宙ブナ、漫画の世界だけではなく、実際に多くの池や沼でも釣れることがあるんです。
そうした神秘的なフナを宇宙ブナと名うった当時の漫画のセンスは面白いなぁって思う訳です。ロマンチックですよね。
そうそう、メダカの世界にも透明鱗という言い方はありますよね。観賞魚の世界ではメダカより遥か昔から金魚や鯉にも使われる言葉で、全透明鱗やモザイク透明鱗や網目透明鱗などその言い方はさまざまです。メダカにおいてはここまでの細部観察において透明鱗を分類していう見方はまだないように思いますが、実際には透明鱗という表現にもさまざまなタイプがいると感じます。今回、日記に掲載したメダカもそうした観点で言えば、全透明鱗ではないにしろ、部分的に透過性があり、その容姿はまさに神秘的で『宇宙メダカ』と言いたいところです。また光彩層においてもオーロラの雲が広がり、神秘的です。
宇宙メダカというと、どちらかと言えば、ロケットに乗って宇宙空間でさまざまな実験に参加したメダカのことを思い浮かべますが、今回の宇宙メダカ??はそうではなく、宇宙ブナのように、その容姿を見てそう感じて頂きたいなぁと思います。
と!!!いかにも新品種メダカ登場!!と言わんばかりの、話しではありましたが、ここでネタバラシです。実はこの宇宙メダカを名乗る個体は、『月虹(げっこう)』なのでございます。
如何ですか?白ベースに月虹が漂いますとこうなります。いつもは黒ベースでその光彩の美しさが引き立つ訳でございますが、こうして白ベースに置き換えてみると、また違った雰囲気を楽しめる訳です。
メダカの鑑賞文化における常識というものはそもそも存在しなく誰にもそれを制限する権利はありませんが、その思考はしならない間に当たり前のような世界観に定着してしまい、目の前の可能性を見過ごしている場合があります。常に変化を求め、可能性を試し探求、発見し続けることが一つの発展への道しるべであるという風にめ組。は思います。
あれ?うまくお話がまとまりませんでしたね(苦笑)要は思わせぶりなタイトルをもっともそうなお話でごまかしたという一言ということですね(笑)
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