赤い目の奥には


みなさんこんにちは!本日は広島は絶好の花見日よりですねぇ〜!桜ももう散って来ているところもありますが、まだまだしばらくの間、春を満喫したいものですねぇ。
メダカの方も活性があがってきて、盛り上がる時期です。め組。の忙しさも日に日にヒートアップ中。まだまだメダカ熱覚めやらぬ今日この頃。お問い合わせをたくさん頂きましてありがとうございます。忙しさに関しては、これほど嬉しいことはありません。
今日一日を大事に乗り切るのみです。がんばるぞぉ〜!!

さて本日のお写真は、ちょっとアルビノ目に注目。ここまで迫って見る機会はもはやこうした写真でないと解らない世界観です。普通では見れません。この普通では見れない世界に面白い世界がふんだんにあることは、め組。がこれまで取り組んで来た中の重要な参考になるのです。

それで、今回のアルビノ目に関してですが、よくアルビノは目が赤いというのは普通にかわされる内容ではありますが、この赤いというのは いったいどうして赤いのか?というところですよね。

実は目、いわゆる眼球というは水晶体(透明)になっているのですが、赤目の場合はその目の奥、水晶体がある奥の色が赤だから、水晶体が奥の赤い色を投影して目が赤に見えるという仕組みなっているというのが正しい理解です。
こうしたことはメダカを上から見ると良く解ったりもします。何故、目の奥が赤なのか?と申しますと、アルビノ品種になると、目の奥の色素が無いので、血液の赤などが透過している状態になります。この血液の赤が目の奥の色を表現しているのですね。一方で、黒い通常の目とされるものというのは、逆に目の奥に色素があるので、目が黒くみえるという理解になるでしょうか。

また、め組。では、メダカの目の上(人間で言う瞼(まぶた)のような部分)にも、時折着目します。実はこの部分、品種によって非常に個体差と特徴が分かれるんです。紫のアイシャドーが乗ったような品種や、黄色いものや、シルバー色などなど、角品種によってかなり細分化されたものに分かれます。特徴が分かれるということはここに個性が発生するということですよね。品種改良における、変化の意識をこうした特徴の分別と、把握を持って取り組んでいくというのは、余計楽しみが増えて良いことではあります。それぞれのこだわりを持ちながら、楽しめるのが趣味の世界です。

みなさんのこだわり、またお電話やご来客時にいろいろ教えてくださいねぇ。