ブラックボディーに金色のメタリック光彩、ラメ、そしてヒレ光彩 全てが計算し作出された「芸術メダカ」

 

ブラック螺鈿光はめ組。が2014年末に新品種として世に作出した希少品種です。

この品種の共な特徴としてはまずは読んで字のごとく、螺鈿光品種由来の血統より派生させたもので、その改良過程もめ組。のラボからなかなか出て来れないほどとても難しいものでした。メダカ市場における螺鈿光メダカの希少価値、また改良品種としての潜在能力は今はもう既知のものになっておりますが、ここに来て素晴らしい品種を生み出すことができた!と実感しております。め組。では予てよりメダカのブラックボディーに黄金のメタリック光彩を施すこと、そして更に美しい改良品種の作出を夢見ていました。その計画に及ぶまでに改良の基本媒体に螺鈿光を用いる事にはまったくの迷いはありませんでした。そこから数々の異種交配を重ねることで世に出し美しいと言えるメダカが出来上がったのです。

このブラック螺鈿光の魅力は、主に頭部に美しい黄金の光彩への配色を強く意識し、最近では全身に及ぶまでの過程を見込めています。また、贅沢にもボディーにはパープル系のラメを有しており、更には各ヒレにも美しいエメラルドの螺鈿光由来の光彩を有しているのです。また、最近では頭部周辺の黄金の光彩というバリエーションに加え、螺鈿光のブルー系の光彩を持てる個体で出現し、これからまだまだ進化が楽しみな品種なのです。今日に至ってはブラックボディーにメタリック光彩を持てる系統は数々出現して来ておりますが、本品種のように複合的な美しいポイントを贅沢に保有する美の完成度の高い品種は希少の他ありません!まさに螺鈿光血統であるが故の賜物なのです。  どうぞ数々の写真でご堪能ください。

 2016年1月 特記